名古屋近郊の鉄道乗り歩き
(その3)

豊橋駅を出て、整備された駅前のデッキを通って、豊橋鉄道の新豊橋駅に回ります。豊橋は何度も来ているのですが、なぜか渥美線には縁が無くて、今回初乗りです。窓口で一日乗車券を買って、ロケハンを兼ねて、とりあえず終点まで乗りとおすことにしました。




豊鉄の駅は、旧貨物駅跡と、道路にはさまれた狭い敷地に、線路一本ホーム一面の仮設ホームのような感じで立っていました。この秋から豊橋駅の再開発の一環として、すこし西の旧貨物駅の敷地に新駅を作る工事が始まったそうです。

発車すると、すぐ旧花田貨物駅です。今は貨物の取り扱いもなく、線路も草生しています。次の柳生橋駅は、昭和の雰囲気を残す駅でした。今回は時間の都合で降りられませんでしたが、一度改札を通ってみたいです。

JRを乗り越し、短い地下区間を抜けて、愛知大学前に着きます。ここからしばらく国道259号線田原街道に沿って走ります。
やがて、高師公園の松並木の中を走る区間に来ます。ここは昔、まだ豊鉄でも貨物輸送のあった頃、鉄道雑誌でこの松並木の中を走るミニ貨物列車の写真をみて、「一度飯田線と合わせて行きたいなぁ。」と、思ったところです。それから30年近くたってやっと、念願を果たすことが出来ました。

公園を過ぎると高師駅です。ここには車庫があります。高師を出ると少し郊外の雰囲気になり、田畑も目に付くようになります。芦原と植田の間で梅田川を渡ります。この鉄橋は撮影ポイントになりそうなので、期待していたのですが、コンクリートガーター橋に架け替えられていて、ガッカリ(^^ゞ

この先は、田んぼや雑木林の中を走ります。撮影ポイントになりそうです。老津駅には側線があり貨物ヤードの跡も残っています。大清水や神戸でもかつては貨物取り扱いがあった跡がみられます。

やぐま台から田原市に入り、しばらく走ると三河田原駅に到着です。ホームは2面3線ありますが、通常は改札よりの一面しか使っていないようです。

(豊橋鉄道の印象−往路)
東京在住時代に、東横線でよく見た「バッド社のライセンスで東急車両が製造した」という銘板が残っているのが懐かしかったです。
昭和43年の製造ということは、そろそろ不惑の年ということですね(笑)

一旦駅を出て、田原市内を散策し、気になったところで途中下車しながら豊橋に戻ることにします。

市内散策の様子はココ


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