名古屋近郊の鉄道乗り歩き
(その2)
JR東海で豊橋へ


朝まだ薄暗い京都駅を出発し、米原駅で、JR東海の列車に乗り継ぎます。そのまま名古屋方面に向かったというと、さにあらずで、ふた駅目の近江長岡で途中下車しました。

ここで降りたのは、「青空フリーパス」を購入するためです。この切符は東は二川から西は米原、北は飯田、木曽平沢、下呂から南は鳥羽、紀伊長島までの広範囲の普通列車に一日乗り降り自由で、2500円なりというお得な切符です。米原−豊橋を往復するだけでも元が十分とれます。


米原駅がJR西日本の管理駅のためか売っていないので、仕方なくここで降りたのですが、それでも、ここ数日の冷え込みで山頂から三分の一くらい雪化粧した伊吹山を間近で見れたので良しとしましょう。
次の列車で大垣へ向かいます。関ヶ原越えのカーブ区間を楽しんで、豊橋行きに乗換え、朝日が差し込む中をカーテン越しに、各駅の様子を眺めながら一路、三河の国に向かいます。すれ違うオレンジ色のJR東海の列車や真っ赤な名鉄の列車、樽見鉄道、稲沢貨物線、愛知環状鉄道が車窓を過ぎていきます。岐阜からは朝のラッシュにかかり、車内は混雑してきて、反対側のあおなみ線や笠寺・大府といった翌日訪ねる予定の駅の様子が見れなかったのは残念です。刈谷から安城を過ぎるとまた空いてきます。蒲郡付近までくるとみかん畑が目に付きました。早生のみかんが早くも黄色く色ついています。京都を出てからはじめての海も見えました。

新幹線なら一時間ちょっとで着くところを乗換も含めて4時間近く掛けてやっと豊橋に着きました。さっそく飯田線のホームへ行くと、旧型国電を追い出した憎き(笑)119系が停まっています。昔はスカイブルーに白帯を締めていたのが、今はJR東海カラーに変身しています。一両ワンマンに改造された車もあります。

これが、一両ワンマンの5100番台(クモハ119−5102)です。主に豊橋口の短区間運転に使われているようです。

湯谷峡は無理でも、せめて豊川鉄橋くらいまでは行ってみたかったのですが、飯田線にのめりこむと時間が無くなりそうなので、今回は駅撮りで我慢です(笑)

懐かしの飯田線の旧型国電・EL時代はここ


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