名古屋近郊の鉄道乗り歩き
(その8)
豊橋鉄道東田本線(市内線)

車庫の見学を終えて、電車営業所のある競輪場前へ移動します。
電車はシックなデザイン広告のモ782です。廃車になった、モ3702「レトロ電車」のイメージを引き継いだようです。

この車内で初めて同好者に出会いました。今回は、どちらかというと地味な路線ばかり回ったので、同好者と出会ったのは、ここと東港貨物駅の2回だけです(^^ゞ


ここで複線が単線になります。手前の分岐は、留置線への引き込み線です。上り電車の到着が遅れて、下りが信号待ちで長く停まっているのを良く見かけました。

信号待ちするモ781号

振り向くと、市内線営業所の建物と留置線が見えます。
電車が2台見えるので近寄ってみると・・・・・・

なんと、2台の電車がやっと留まれるようなミニ車庫(?)でした。
さすがに、宣伝を兼ねてか「競輪電車」が留まってました。


しばらく行きかう電車を写していましたが、晩秋の日暮れは早く、午後3時を過ぎると影が多くなって撮影しづらくなってきたので、再びやってきたモ3203に乗って、駅前に戻ることにしました。

車内の様子です。改装されていますが一昔前のなつかしい「ちんちん電車」です。
20年以上前に来た時は、3100形や3200形ばかりでしたが、いまや旧型は4両にまで減っています。

昭和60/1985年の訪問時の様子はココ


(モ3203の印象)
もう見られないかと思っていた、直接式制御器に、頭上のナイフスイッチ、金属製の製造銘板・・・・・・

子供の頃、市電の運転台の後に陣取って、運転手さんがコントローラーをグルグル回すのを飽きもせず見ていましたよね(^^♪


渥美線でもかなり感動しましたが、市内線にもたくさんの昭和が残っていました。見残した所もたくさんありそうですが、再訪を約して、後ろ髪を惹かれる思いで豊橋を後にし、名古屋へ戻りました。

途中の蒲郡では三河湾に沈む夕日が綺麗でした。


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