写真散歩
当尾石仏巡り
(その5)

5.浄瑠璃寺


お寺に着くころに雨は上がりました。まずは本堂の九品仏を拝見します。九品とは、仏道修行の段階で下品下から上品上までの九段階があります。これにあわせて九体の阿弥陀様がならんでいます。真ん中の一体は2メートルを超える長身で、その他の八体も等身大のお姿です。岩船寺の阿弥陀様とはまた違って、まさに極楽とはこのような世界だろうと思わせてくれます。


本堂裏のアジサイと石仏・石塔群です。


宝池越しに本堂を望む(よく観光ポスターでも見る構図です) キキョウが咲き、うっすらと紅葉したカエデが初秋のような風景を演出しています。


反対に、池越しに三重塔を望む。この一対の石灯籠も南北朝時代の名品なのだそうです。


三重塔を見上げる。
この中には、薬師如来さまが奉られているのですが、お堂に侵入したアライグマによって怪我をされて入院治療中だそうで、年末までお寺を留守にされています。


「境内の石仏群」 石龕仏や石塔の断片が集められています。 (南北朝時代ごろ)

このコーナーで使用しております背景の「スイレン」のイラストは、「blue daisy」さんの素材集「blue daisy」よりお借りしたものです。無断転載はお断りします。


Home

Back
       
Next

Index