写真散歩
さらならデオ600 2008.11.01
(その4)

午後のさよなら運転は、鞍馬線系統になります。特にメインイベントは、臨時列車とはいえ一般乗客の乗れる列車での宝ヶ池駅折返しの運用でしょう。電鉄の広報の人や新聞社の取材も来てました。
二軒茶屋発の列車が特製の「宝池」行きの行き先表示を出して到着します。宝ヶ池駅折り返し列車は早朝にしかなかったので、現役時代はみたことがありません(^^)

この駅の構造は熟知しているので(笑) 踏み切り横の一等席を確保できました。腰を下ろしての撮影なので、ややローアングルです。

渡り線を通って鞍馬方面へ発車していく列車を見るのは初めてで新鮮でした。この一本しかないので、乗るか撮るかの二者択一が苦しいところです(^^ゞ

次の電車で追いかけても、終点までに追いつかないので、途中の木野駅で降りてSカーブで写します。
たまたま天皇皇后両陛下が、この近くの国際会館の源氏物語千年紀のイベントにご出席で近くの道路は物々しい警戒でした。なかには、「天皇陛下が電車に乗られるのですか?」と、聞いてこられる人もいましたが、叡電に「お召し列車」が走ったら? と、想像すると面白いですね(笑)

いよいよ、最後の一往復になりました。再び出町柳駅に向かうと、すでに「さよならデオ600形」の大きなヘッドマークとモールの飾り付けがされていました。素顔だったり、リバイバルのサボをつけたりと叡電もそれなりにファンサービスをしてくれています。

満員の電車で二軒茶屋へ向かいます。


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